幸せとは何だろう?「得る幸せ」と「すでにある幸せ」に気づくという考え方

「得る幸せ」と「すでにある幸せ」の違いを、2つの瓶とルナのイラストで分かりやすく表現した画像 暮らしの疑問
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「あなたは今、幸せですか?」

こう聞かれたら、皆さんは何と答えるでしょうか。

私の答えは、たぶん決まっています。

「幸せです」

もちろん、嫌なことや悲しいことがまったくないわけではありません。

仕事が忙しい日もあれば、人間関係がうまくいかないこともあります。何かに失敗したり、思いどおりにならなかったりすることだってあります。

それでも私は、たぶん「幸せです」と答えると思います。

なぜそう思えるのか。

今回は、私の中にある「幸せ」についての考え方をお話ししてみようと思います。

もちろん、幸せに正解があるとは思っていません。

「こう考えるべき」という話でもありません。

「こんなふうに幸せを考えている人もいるんだな」くらいの気持ちで読んでもらえたらうれしいです。


ふう
ふう

なんかみんな疲れてる感じがするんだなぁ
もっと楽しく毎日過ごせばいいのにっ!
るなちゃんはなんでいつも楽しそうなの?

るな
るな

どうせ同じ時間なら楽しい方がいいもん
私はいつも適当だから参考にならないかもだけど、、笑
よかったら紹介するねっ


私が考える2つの幸せ

私の中では、幸せには大きく分けて2つあると思っています。

それが、

「得る幸せ」と「気づく幸せ」

です。

「得る幸せ」とは?

「得る幸せ」は、とても分かりやすい幸せです。

例えば、

  • 欲しかった服を買えた
  • おいしいものを食べた
  • 給料が上がった
  • 恋人ができた
  • 行きたかった場所へ旅行できた
  • 欲しかった車を買えた

こういった、何かを手に入れたり、新しい経験をしたりすることで生まれる幸せです。

今までなかったものが自分のところへやってくる。

いわば「0だったものが1になる幸せ」ですね。

私も旅行は好きですし、おいしいものを食べればうれしいです。

だから、「得る幸せ」が悪いとはまったく思っていません。

むしろ、とても大切な幸せだと思います。

ただ、私はもう一つの幸せも大切にしています。

「気づく幸せ」とは?

私が「気づく幸せ」と呼んでいるもの。

これは、新しく何かを手に入れる幸せではありません。

すでに自分の周りにある幸せに気づくことです。

一番分かりやすいのは、健康かもしれません。

朝、普通に起きられる。

自分の足で歩ける。

ご飯をおいしく食べられる。

大きな病気をせず生活できている。

普段は、わざわざ「今日も健康で幸せだなあ」と考えることは少ないですよね。

当たり前すぎるからです。

でも、体調を大きく崩したときには、

「普通に生活できるって、すごくありがたいことだったんだな」

と気づいたりします。

幸せが新しく生まれたわけではありません。

もともとそこにあった幸せに、初めて気づいた。

これが、私の考える「気づく幸せ」です。

何かを手に入れる幸せと、身近な出来事や環境に気づいて満たされる幸せを描いた対比イラスト

「得る幸せ」だけでは満たされ続けない

欲しかったものを買ったときって、うれしいですよね。

例えば、ずっと欲しかった車を買ったとします。

最初は車に乗るたびに、

「やっぱりこれ買ってよかったな!」

なんて思うかもしれません。

でも、半年、1年と乗っていれば、それは少しずつ「いつもの車」になっていきます。

人間は、良い環境にも少しずつ慣れていくものです。

心理学でも、良い出来事や環境の変化によって幸福感が上がっても、時間とともにその状態に慣れていく現象を「快楽順応(hedonic adaptation)」と呼んだりするそうです。

これは決して悪いことではありません。

ただ、「何かを得ること」だけを幸せの条件にしてしまうと、少し大変なのではないかな、と私は思います。

いい服を買った。

もっといい服が欲しくなる。

いい車を買った。

もっといい車が欲しくなる。

給料が上がった。

もう少し欲しくなる。

最初はうれしかったはずなのに、それが当たり前になると、次の何かが必要になる。

「もっと、もっと」と、幸せになるための条件がどんどん増えてしまう。

もちろん、それが人生のモチベーションになる人もいるでしょう。

だから、それ自体を否定するつもりはありません。

ただ私は、それだけを幸せにしてしまうと少し疲れてしまいそうだな、と思っています。

「気づく幸せ」は、すでにそこにある

その一方で、「気づく幸せ」はとてもお手頃です。

お金もほとんどかかりません。

例えば外を歩いていたら、道端にきれいな花が咲いていた。

「きれいだな」

と思って、ほんの少し気分がよくなる。

これも立派な幸せだと思います。

今日は暑すぎず、寒すぎない。

空がきれい。

風が気持ちいい。

帰る家がある。

今日食べるものがある。

明日の生活を極端に心配しなくてもいい。

家族が元気に暮らしている。

話せる友達がいる。

仕事は大変だけれど、働く場所があって給料をもらえる。

週末には好きな場所へ出かけることもできる。

一つ一つを見ると、ものすごく特別な出来事ではありません。

SNSに投稿して、

「人生最高!!!」

と言うような出来事でもないでしょう。

でも、もし一つ一つ失ったと考えたらどうでしょうか。

実は、とても大切なものだったと気づくものも多いのではないでしょうか。

幸せは遠くにあるものだけではなく、意外と自分のすぐ近くにもたくさんある。

私はそんなふうに考えています。

「つらい」と「幸せ」は同時に存在してもいい

ここで一つ、大切にしていることがあります。

「幸せだと思いましょう」という話をすると、

「じゃあ、つらいことも我慢しないといけないの?」

と思うかもしれません。

私は、そうは思っていません。

例えば、

仕事が忙しくて残業続き。

上司に怒られてばかり。

恋人ともうまくいかない。

それは普通につらいことです。

「幸せなんだから気にするな!」なんて言われても困りますよね。

ただ私は、

「仕事がつらい」と「私は幸せだ」は、同時に存在してもいい

と思っています。

仕事では嫌なことがあった。

でも、帰ったら温かいご飯がおいしかった。

恋人とうまくいかなくて悲しい。

でも、心配して話を聞いてくれる友達がいた。

今日は失敗して落ち込んでいる。

でも、家族は元気に暮らしている。

全部同時に存在できます。

人生を「幸せ」か「不幸」かの二択にする必要はないのかもしれません。

嫌なことが一つあったからといって、それまで持っていた幸せが全部なくなるわけではないからです。

仕事で疲れた日でも、温かい夕食や自宅の安心感に包まれてホッとする様子を描いたイラスト

今に満足することと、成長することは両立できる

「今あるものに満足する」と聞くと、

「それでは向上心がなくなるのでは?」

と思う人もいるかもしれません。

確かに、そういう考え方もあると思います。

でも私は、

今あるものに満足することと、もっと良くしたいと思うことは両立できる

と思っています。

今の仕事があることに感謝しながら、もっと面白い仕事に挑戦してもいい。

今住んでいる家に満足しながら、いつかもっといい家に住みたいと思ってもいい。

今日の生活を幸せだと思いながら、明日はもっと楽しい日にしようと思ってもいい。

「○○を手に入れないと私は幸せになれない」

ではなく、

「今も幸せ。そのうえで、もっと面白くしていきたい」

私は、このくらいがちょうどいいと思っています。

「得る幸せ」か「気づく幸せ」か。

どちらか一方を選ぶ必要もありません。

今ある幸せを大切にしながら、新しい幸せも手に入れていけばいい。

幸せを探すより、幸せを見つける

最初の質問に戻ります。

「あなたは今、幸せですか?」

私は、やっぱり「幸せです」と答えると思います。

仕事が忙しいかもしれない。

嫌なことがあるかもしれない。

何かに失敗して落ち込んでいるかもしれない。

それでも、少し周りを見渡してみると、私はいろいろな幸せに囲まれています。

だから私は、

幸せを何もないところから作っているというより、すでにある幸せを見つけながら生活している

のかもしれません。

もちろん、この考え方が正解だとは思っていません。

幸せの感じ方なんて、人それぞれです。

ただ、

「なんで自分ばっかり……」

「自分は不幸だな……」

そんなふうに感じる日があったら、無理にポジティブになる必要はありません。

ほんの少しだけ、

「今、自分の周りにあるものは何だろう?」

と見渡してみる。

健康なこと。

今日のご飯がおいしかったこと。

誰かと笑って話せたこと。

天気がよかったこと。

好きな音楽を聴けたこと。

そんな小さなものでもいいと思います。

昨日まで見えていなかった幸せが、一つくらい見つかるかもしれません。

私は、いろいろな幸せに包まれて、幸せの上で生活しています。

だから、最後にもう一度だけ聞いてみます。

あなたは今、幸せですか?

るな
るな

最後まで読んでくれてありがとう!
これからも「ちょけん!」をよろしくね。

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